JFMC19-9201 (特定研究19)

タイトル;進行食道癌に対する放射線と化学療法の併用に関する研究

集積期間;1992.6~1994.8

集積症例数;45症例

解析症例数;45症例

報告書提出:1996.6

治療スケジュール;

  • 進行食道癌で周囲組織への浸潤、遠隔リンパ節転移のあるもの。ただし、遠隔臓器転移、放射線療法の不適応例は除く。
    Days
    1-4 8-28 36-39 43-61
    CDDP

    70mg/m2 d.i.v

     ↑  
    5-FU

    700mg/m2 24hr

    continuous d.i.v.

     ↑↑↑↑ ↑↑↑↑
    XRT

    (2Gy×5/Week)

    30Gy 30Gy

結果;

  • 奏効率(CR+PR)64.4%、奏効例の持続期間は平均125.6日、50%生存日数215日、
    生存率;1年28.9%、2年13.3%
  • 本療法は進行癌に対する有効な選択肢の一つと考えられた。