JFMC06-8503 (特定研究6)

タイトル;UFTを用いた胃がん手術の補助化学療法に関する比較臨床試験

集積期間;1985.10~1987.9

集積症例数;S2、S3治癒切除例436症例

解析対象症例数;423症例

報告書提出:1998.9

結果;

  • Tegafur600mg/day(A群)とUFT 4cap/day(B群)の5年生存率はそれぞれ50.3%、50.3%であった。ステージ後層別でⅡ、Ⅲa、ⅢbでB群はA群よりも生存率が高い傾向であったが、有意差はなかった。これは本研究の後に行われた特定研究10の結果(UFT 6cap/dayは3cap/dayよりも生存率を高める傾向があること)と照合してみるとき、本研究においてはUFTを6cap/dayと増量していたら、A群とに有意差が得られた可能性も考えられる。