タイトル;胃がんにおける免疫療法剤単独投与の有用性に関する研究
集積期間;1987.10~1989.9
集積症例数;230症例、 解析対象症例数:228症例
報告書提出:1997.12
治療スケジュール;
- S(-)胃癌の胃切除例を対象としたCPA前投与でkiller cell を誘導し、その後PSK単独投与を行う。
- A群(薬剤投与)
- B群(手術単独)
治療スケジュール;
- 1)A、B両群間の生存率に差は認められなかった。
- 2)血清中リンパ球幼若化抑制因子(SI値)の術後の回復はA群はB群よりも速やかだった。
- 3)IAP術前値 580μg/ml、術後値 300μg/mlをカットオフ値としたとき、これ以下の症例の方が予後良好の傾向にあった。これは特定研究1において認められたことの再確認であった。