がんの治療には、外科療法(手術)、化学療法(抗がん剤)、放射線療法、免疫療法等、
様々な治療がありますが、いずれか1つをもってがんを十分に治療することは難しいとされています。
そこで、これらの治療法を組み合わせて行うことで、より高い治療効果を得る努力がなされています。
このように、二つ以上の治療方法を組み合せて行う治療を
「集学的治療」と呼んでいます。
様々な治療法の中で、がん集学財団は患者さんの状態に合わせ、
「患者に優しいがん治療法」の開発を目指し、日々活動しています。
「患者に優しいがん治療法」とは、がん患者さんにより質の高い生活(Quality of Life)を
送っていただくための、
より安全で安心できる効率的な治療法を指します。