事業内容

研究助成・情報発信・開発支援・交流会など、
様々な方面から、
がん治療の発展に
貢献しています。



医療機器開発、臨床試験のサポートや研究への助成、
蓄積された研究データの再解析により、
新たに得られる情報の発信、意見交換・情報交流の場となる講演会やイベントの実施など、
あらゆる方面から、より良いがん治療を推進する事業を行っています。



臨床試験関連事業

全国の医療機関の協力を得て、
臨床試験・データ解析・
論文発表までをサポートします。

当財団では40年間で51本の多岐にわたる研究を実施し、国公立病院、大学病院、市民病院など様々な医療機関にご参加いただき、延べ約7,000病院より約45,000症例のご登録をいただきました。その情報は当財団で収集・解析し、研究成果は国内外の学会や論文にて発表しております。
また、各試験データの統合解析も行い、医師・企業様には、論文のデータや、製品の有益性・信頼性を高めるためご活用いただいており、今後も新しいエビデンスを積極的に発信することで、社会に貢献出来るよう努めてまいります。




医療機器事業

全国の医療機関と連携し、
評価と情報収集・解析で
医療機器メ−カーを支えます。

当財団が構築している全国の医師・医療機関と連携し、市販後の機器の使用感・要望・品質・安全性等の情報収集と解析、前臨床機器についても複数の医療者の評価・要望をフィードバックして、医療機器メーカー様をご支援する事業を開始しました。是非一度、ご相談ください。
ご予算やご相談にに応じてプランをご提案いたします。また、御社でお持ちの技術の有益化・承認申請に関するご相談にも応じております。

情報収集・解析

全国の医療者・医療機関と連携し、使用経験に基づく品質評価や要望、安全性などの情報収集・解析をして、品質改善サイクルをサポートします。

試作品評価

複数の医療現場から前臨床の段階で評価を受ける事で、開発計画の妥当性の確認や変更修正が可能になります。複数の医療者の意見は、リスク回避の重要な要素となります。

日本医工ものづくり
コモンズとの連携

医と工の交流を実現している
ものづくりコモンズにも
ご協力頂きます。

当財団の医療機器事業は、臨床医学と工学の学会との連携を基盤にして、医と工の交流を実現している「ものづくりコモンズ」にご協力いただき、医療機器業界の発展にまい進して参ります。



日本医工ものづくりコモンズ

一般研究助成事業

社会への有益性・貢献度の
高い研究に対し
助成金を進呈しています。

がんの治療や、医療機器を用いた研究を一般から募集し、医師である著名な委員が慎重に審査をし、臨床試験として実施可能な研究や、社会に対する貢献度の高い研究などを選考して、研究に対する助成金を進呈しています。
また、採択された研究テーマが発展して、当財団の多施設共同研究として実施されることもあります。本事業は当財団設立時(1980年)から開始し、毎年7月に応募を開始します。



データベース事業

蓄積されたデータの統合・
再解析を行い、
優れた情報を
発信をしてまいります。

当財団の多数の臨床研究の中でも、ことに大腸癌の研究では1万人を超える患者様のデータがあり、このデータを統合・再解析し有益な情報を得るべく、2019年度に統合解析の専門家の先生方を中心とするDB事業支援委員会を発足させました。
2020年度に大腸癌データベースを用いた臨床研究を公募したところ、いくつかの優れた提案があり、現在解析を行っています。今後DB事業から優れた情報発信が行われることが期待されています。


講座・講演会事業

市民向け・事業者向けの
講演会を実施し、
意見交流・
ビジネス交流を促進しています。

当財団ではこれまで、市民向けの公開講座や講演会を行い、国の関係者(厚労省)・企業のトップの方・現場の医師の声が聞ける場を提供してまいりました。このような交流の場での意見交換は、ビジネスチャンスを広げるとご好評をいただいております。
今後は無料にて、患者様に有用なイベントの企画も致しております。イベントについてはメールマガジンにて定期的にお知らせしておりますので、是非ご登録ください。