がん集学的治療研究財団 理事長 岐阜大学名誉教授 佐治 重豊
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日頃から当財団へのご支援とご協力に対し、心より深謝申し上げます。さて、当財団は、がんの集学的治療に関する研究を助成援助すると共に、これに関する成果の統計解析の評価を行い、患者に優しく且つ患者の望む治療効果をより効率的に実現する治療法を確立し、もって国民の健康の向上に貢献することを目的として、1980年に認可・設立されました。以降、がんの集学的治療に関する一般研究助成、市販後研究者主導型臨床試験、市民公開講座の開催及び援助などの公益事業を展開し、その概要を当財団ホームページに詳細に掲示し、情報公開に努めてまいりました。しかし、Information Technologyの進歩で多くの情報が氾濫し、混乱以上の状態に近く、諸先生方の多くも日夜過労状態でホームページにアクセスする時間的余裕や体力もなく、多分、当財団の新着情報、「WHAT’S NEW」も、開業・空転状態と危惧しています。
幸い、当財団が実施しています臨床試験に対しては、現在全国各地から多くの病院にご参加を頂き、既に会員的機構が成立しています。そこで、今回、タイムリーに財団活動などを皆さまにお知らせし、より密接に情報交換できますようメールマガジン「JFMCからのメッセージ」をお届けすることに致しました。このメールマガジンが、がん集学的治療の発展に貢献でき、がん治療成績向上に役立ち、日本社会に広く貢献できれば幸いと考えています。
なお、次回から、毎月1回程度の配信と新着情報をお届けし、同時に、当財団の理事、評議員の先生方から「今月のコラム」としてご執筆頂ける予定ですので、是非ご期待いただき、メールマガジンを育てて頂ければ幸いと存じます。
平成27年11月吉日
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